投資の話 投資信託編2
2009-06-29のコラム
- とりあえずGMは破綻して、政府が大株主になって再建への道を歩き出しました。
懸念されていた大量の不良債権の発生は、一部の債権保有者は新株式との交換で手放す事で決着が付きました。これは10%程度だそうです。
GMが提示した交換条件よりもCDSで得られる利益が大きかったので、大部分の債権保有者は交換に応じませんでした。
CDSというのはクレジット・デフォルト・スワップ(債務担保証券)の略で、簡単に言うと、もし債務不履行(ここで言うとGMが倒産して借金を返せなくなった場合ですね)が起こった時に保険金が入る債権取引です。
この倒産でどこの機関がどれだけの保険金を支払ったかは情報が出ていないので不明ですが、いずれにせよ巨額であるのは間違いないでしょう。
この支払いで、またどこかの会社が潰れないといいのですが。
それに加えて、いずれ沈みそうな会社の新しい株よりも現金、という計算が働いた部分もあると思います。
今回のGM国営化は、大きすぎて潰せない箱を一度清算して縮小させ、徐々に整理しながら、より影響を与えない倒産に持っていく目論見だという見方もあります。
私はオバマ氏は、十分に新生GMでやる気まんまんだと思うのですが、破綻の根本原因になった企業としての問題を解決しない事には、結果的にまた倒産となってしまう可能性は確かにあると思います。
今後はエコカーを開発して大々的に販売していく方針みたいですが、どうなることでしょうか。
